報道のあり方 [その他]
最近少し、気になることがあります。それは、スポーツ新聞の一面。選手の去就について色々記事にするのはいいのですが…。「黒田FA移籍へ」とか「佐々岡引退直訴」とか、どこまできっちり取材をして書いているのか『?』の部分も多いのです。特に黒田選手の件については不特定の「ある関係者の話によると」という内容のみで構成され、肝心の黒田選手の言葉はなし。よく読めば「なんだ、決定したわけじゃないんだ」と分かるのですが、それでも一面のインパクトは絶大です。駅売りの新聞でタイトルだけ目にした人や、インターネットで記事のタイトルを見た人は、「それが真実なんだ」と思っても仕方ありません。それは「内容も読まずに鵜呑みにする方が悪い」のではなく、「事実と異なる形で捉えられやすい書き方をしている記事の方が悪い」のだと思います。
確かに、多くの人が関心を持つようなネタを一面に掲載すれば、売り上げも伸びるのかもしれません。ただ、そんなことを繰り返していると情報の信憑性が問われると思うのですが…。「スポーツ新聞なんてそんなもんだよ」と言う人もいるかもしれませんが、マスコミの端くれとして、「やっぱりそれはダメでしょう」と思う今日この頃です。
某スポーツ新聞の黒田についての見出しや記事は目に余るものがありました。あたかも「黒田はもはや虎のもの」と言いたげな・・・。しかもシーズン中から。これで本当に虎に行っちゃったら、しゃくだなあ。
by K☆J (2006-10-20 01:03)
K☆Jさん、コメントありがとうございます。
確かに、黒田さんの報道については、かなり目に余るものがありますよね。
『タンパリングの禁止』なんてあってないようなもの、
というのが現状です。
もちろん、黒田さん自身はそんなことに左右されることはありませんが、
世論がおかしな流れを作ることだけはあってはならないと思います。
by Jacky (2006-10-20 12:52)