誰かの穴を埋めるということは [サンフレッチェ]
J2リーグ 第24節
サンフレッチェ広島 2-2 ロアッソ熊本
【得点】
27分 熊本・木島良輔（0-1）
35分 広島・佐藤寿人（1-1）
55分 広島・佐藤寿人（2-1）
67分 熊本・山口武士（2-2）
【コメント】
佐藤寿人
「今日もミスから失点してしまいました。チャンスは作っていたけど、決めきれなかった。シュート数も決定機も上回っていたのに、引き分けて残念です。責任を感じています。ただ熊本は最近いい戦いをしていたし、楽に勝ち点３を取れる相手なんていません。ネガティブになる必要はないし、今は一番の正念場だと思います。チームの力で頑張っていきたい。
前半は接触プレーがあって、視点があっていませんでした。本当は交代しようかと思ったけど、負けていたので…。１点目は感覚だけで打ちました。洋次郎の声も聞こえていたけど、よく見えなかった。ＰＫは自分で蹴ろうと思っていました。草津戦は浩司が強い気持ちを持っていたので譲ったけど、シュートチャンスを防がれた選手が蹴るべきだと思うので。練習が終わったあと、アキとＰＫの練習をしていたので、自信はありました」。
佐藤昭大
「相手のカウンターに対応できませんでした。攻撃に人数をかけているので、カウンターには注意していたけどやられてしまった。自分にも責任があります。（失点を防ぐために）監督の指示も受けるけど、僕たちからできることもあると思います。攻撃から守備への切り替えの速さをもっと意識しないといけません。今日はそれが熊本の方が速かったです。
（次の愛媛戦は）絶対に負けたくないです。勝ちます！今日も引き分けでしたからね。ただ空回りしないようにしたいです。森脇の分も頑張ります」。
＊ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
リベロにカズ選手が入った。だからボランチにカズ選手がいない。
この状況を考えたとき、私の中でふとカープの今季の状況が頭に浮かびました。
「黒田と新井の穴を埋めるのは、大竹と栗原じゃない。もし彼らが黒田と新井と同じくらいの成績を残したとしても、今度はもともと大竹と栗原が残していた分の成績を誰かが残さないといけなくなる」。
これは解説者の大野豊さんが、昨年末からしきりに仰っていたことでした。
これを無理矢理、昨日のサンフレッチェにあてはめると…
『ストヤノフの穴を埋めるのはカズじゃない。カズがストヤノフと同じくらいの役割を果たしたとしても、今度はカズのやっていた仕事を誰かがしなければならない』
ということになります。
ただ、これは口で言う程、簡単なことではありませんでした。
それだけリベロのストヤノフ選手とボランチのカズ選手が替えのきかない選手だとも言えるでしょう。
しかし「ストヤノフ選手がいないから戦力が落ちるのは仕方ない」で片付けるわけにはいきません。
ちなみに大野さんは、カープがルイス選手やシーボル選手を獲得する前にこんなことも仰っていました。
「２人の穴は誰か１人でなく、全員で埋めていかなければいけない」と。
カズ選手は熊本戦の試合前「リベロとボランチ、２人分の仕事をするつもりで頑張る」と話していました。
その意気込みや、よしだと思います。
ただ、だからといって本当に１人で全部できるわけではありません。
やはり大切なのは全員の力。チームが苦しい状況だからこそ、
なお一層全員が力を合わせていく必要があります。
単なる出場停止というだけでなく、ストヤノフ選手は少し痛めているところもあるようです。
もしかすると、愛媛戦も出場できないかもしれません。
また今はストヤノフ選手だけでなく、故障を抱えている選手が複数いる現状もあります。
かなり厳しい状況であることは間違いでしょう。
しかし、こんなところで足踏みをしている場合ではありません。ここは踏ん張りどころです。
何とか全員の力を結集して、水曜日の愛媛戦と土曜日のFC岐阜戦を戦ってもらいたいと思います。
（カープについてあまり詳しくない方には分かりにくい例えで申し訳ありません。）
サンフレッチェ広島 2-2 ロアッソ熊本
【得点】
27分 熊本・木島良輔（0-1）
35分 広島・佐藤寿人（1-1）
55分 広島・佐藤寿人（2-1）
67分 熊本・山口武士（2-2）
【コメント】
佐藤寿人
「今日もミスから失点してしまいました。チャンスは作っていたけど、決めきれなかった。シュート数も決定機も上回っていたのに、引き分けて残念です。責任を感じています。ただ熊本は最近いい戦いをしていたし、楽に勝ち点３を取れる相手なんていません。ネガティブになる必要はないし、今は一番の正念場だと思います。チームの力で頑張っていきたい。
前半は接触プレーがあって、視点があっていませんでした。本当は交代しようかと思ったけど、負けていたので…。１点目は感覚だけで打ちました。洋次郎の声も聞こえていたけど、よく見えなかった。ＰＫは自分で蹴ろうと思っていました。草津戦は浩司が強い気持ちを持っていたので譲ったけど、シュートチャンスを防がれた選手が蹴るべきだと思うので。練習が終わったあと、アキとＰＫの練習をしていたので、自信はありました」。
佐藤昭大
「相手のカウンターに対応できませんでした。攻撃に人数をかけているので、カウンターには注意していたけどやられてしまった。自分にも責任があります。（失点を防ぐために）監督の指示も受けるけど、僕たちからできることもあると思います。攻撃から守備への切り替えの速さをもっと意識しないといけません。今日はそれが熊本の方が速かったです。
（次の愛媛戦は）絶対に負けたくないです。勝ちます！今日も引き分けでしたからね。ただ空回りしないようにしたいです。森脇の分も頑張ります」。
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リベロにカズ選手が入った。だからボランチにカズ選手がいない。
この状況を考えたとき、私の中でふとカープの今季の状況が頭に浮かびました。
「黒田と新井の穴を埋めるのは、大竹と栗原じゃない。もし彼らが黒田と新井と同じくらいの成績を残したとしても、今度はもともと大竹と栗原が残していた分の成績を誰かが残さないといけなくなる」。
これは解説者の大野豊さんが、昨年末からしきりに仰っていたことでした。
これを無理矢理、昨日のサンフレッチェにあてはめると…
『ストヤノフの穴を埋めるのはカズじゃない。カズがストヤノフと同じくらいの役割を果たしたとしても、今度はカズのやっていた仕事を誰かがしなければならない』
ということになります。
ただ、これは口で言う程、簡単なことではありませんでした。
それだけリベロのストヤノフ選手とボランチのカズ選手が替えのきかない選手だとも言えるでしょう。
しかし「ストヤノフ選手がいないから戦力が落ちるのは仕方ない」で片付けるわけにはいきません。
ちなみに大野さんは、カープがルイス選手やシーボル選手を獲得する前にこんなことも仰っていました。
「２人の穴は誰か１人でなく、全員で埋めていかなければいけない」と。
カズ選手は熊本戦の試合前「リベロとボランチ、２人分の仕事をするつもりで頑張る」と話していました。
その意気込みや、よしだと思います。
ただ、だからといって本当に１人で全部できるわけではありません。
やはり大切なのは全員の力。チームが苦しい状況だからこそ、
なお一層全員が力を合わせていく必要があります。
単なる出場停止というだけでなく、ストヤノフ選手は少し痛めているところもあるようです。
もしかすると、愛媛戦も出場できないかもしれません。
また今はストヤノフ選手だけでなく、故障を抱えている選手が複数いる現状もあります。
かなり厳しい状況であることは間違いでしょう。
しかし、こんなところで足踏みをしている場合ではありません。ここは踏ん張りどころです。
何とか全員の力を結集して、水曜日の愛媛戦と土曜日のFC岐阜戦を戦ってもらいたいと思います。
（カープについてあまり詳しくない方には分かりにくい例えで申し訳ありません。）
2008-07-06 23:59
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今日は暑い中お疲れ様でした。ストヤノフ選手大丈夫なんでしょうか。グラウンドに出てこなかった位だから心配です。それと森脇選手の手術はショックでした。ブログに意味深な事を書いていたので嫌な予感がしていたんですが…。サッカーをしていた従兄弟が「サッカーは見た目以上に格闘技なんだよ」って言ってましたが、予期せぬ怪我が多いスポーツってサッカーかも知れませんね。天の川に、「怪我人が一日も早く回復しますように」って祈りました。
by 春風 (2008-07-07 22:45)
春風さん、こんばんは。
ストヤノフ選手、心配ですね。ビッグアーチに来ている姿は見かけたのですが。
森脇選手の手術は、ほんとショックです。
全治２ヵ月…。きっと本人が一番つらいと思います。
太陽の季節にサッカーができないなんて…。
今はただ、早く治ることを願うばかりですね。
森脇選手が心を痛めないように、戻ってくるまで他の選手でしっかりと勝利をもぎとってもらいたいと思います。
by Jacky (2008-07-08 00:40)