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大竹投手の真価 [カープ]

 昨日の大竹投手、本当に素晴らしい投球を披露してくれましたね! 初回をたった5球で投げ終えた段階で「どうしたんだ、今日の大竹は?」と編集部内でも声があがっていましたが(失礼な話?)、その後打線の後押しを受け、自らも2安打するとますます絶好調! あれよあれよという間に回を進めていきました。残念ながら8回、内川選手にヒットを許し偉業達成はなりませんでしたが、それでも十分見応えのある内容だったと思います。
 これで大竹投手の今季の成績は4勝11敗。本当は勝敗の数がひっくり返っていてほしい、昨日のような投球をもっと早く見たかった、というのがファン心理かもしれません(私がそんな感じです)。しかし「長いプロ生活を考えればこういう年もある」と、解説者の大野豊さんもおっしゃっています。大竹投手はまだ23歳。これを1つの経験とすれば、今後10年、いや15年…のさらなる飛躍につながるはずです。
 ちなみに今回、雑誌の取材で大野さんに話を聞いたのは、登板前日の月曜日でした。そのとき、大野さんが「悩める未来のエース」について話してくださった内容を簡単にまとめると…
・いいリズムで投げていても、1つの四球やヒットで走者を出すと、「次は抑えてやろう」という気持ちが強すぎて冷静さを失い、自分から崩れてしまっている。
・投球に力強さはあるけど、粘りがない。上体がやや一塁側に傾くことがあり、その分、肩の開きが早くボールの出所が見やすくなってしまっている。
・ストレートで抑えたいのか、変化球で抑えたいのか、もっとコントロールをよくしたいのか、球速を挙げたいのか、など、投手としての自分のビジョンに迷いが見られる。
ということでした。(内容の詳細、及びその問題点に対する大野さんの対処法は次号のHAをご覧下さい。)このような点を踏まえていたからこそ、昨日のような投球が見られたのか、それとは関係なく単に調子が良かったのか。その真価は次の登板で明らかになるはずです。前者であることを願いながら、たぶん1週間後になるであろう大竹投手の登板日を楽しみにしたいと思います。


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