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大野さんの言葉から [カープ]

 いよいよ明後日にセ・リーグの開幕が迫ってきました。カープナインは朝から護国神社に参拝し、一段と気を引き締めていた様子。果たして今年はどんな戦いを見せてくれるのか、本当に楽しみです。もちろん、楽しみにしているのは私だけではありません。多くのファンのみならずOBの方も、今年のカープには期待を持っていらっしゃいます。その中の1人が、大野豊さんです。HA誌でも毎月冷静な視点を持ちながらカープへの熱い情熱を語ってくださっている大野さんですが、3月上旬にお話を伺ったときも開口一番「今年は楽しみがあるんじゃない?」とおっしゃっていました。ただ、それはあくまで戦力面での話。そして、期待値の部分も大きいようです。またそのとき『今年こそ、もう一度強いカープを復興していくための足がかりとなる1年にしてほしい』という思いも込めて、次のような話もされていました。

「もうそろそろBクラスは卒業しないと。(昨年まで9年連続Bクラスだけど)2桁にはならないで欲しい。10年はあまりにも長すぎる。以前は優勝しないといけない、という流れの中で戦っていたけど、もう今は優勝争いさえもできないチームになってしまった。そうなった原因は、やはりみんなで考えないといけない。

 今となっては優勝経験がない人がほとんど。ごくわずかしか上位で戦った経験を持ってない。だからこそベテランはもう一度、その中で戦ってきたときの思いを出して欲しい。そして中堅、若手は上位で戦うことの楽しみや苦しさとか、色んなことを経験する中でプレッシャーを受けて力を出していく戦いをしてもらいたい。もちろんそれを口で言うだけでなく、行動が伴わないといけない。実現するために何が必要かを考えないと。若い人は目一杯やるしかないだろうけど、ベテランや中堅クラスは、経験の中で自分のいい部分と悪い部分はある程度分かっているはず。いい部分はどんどん伸ばさないといけないし、悪い部分をどう修正して克服するか。そういうことをそれぞれがやっていかないと今の能力、今のレベルのままでは、もう一歩上には進めない。やるべきことをやって、結果を残すことが個々の自信にもなるし、チームの力になる。

 短期間であれば1人2人の力で勝てるかもしれないが、長期間を戦う上では難しい。それぞれが与えられたポジションの中で責任と自覚を持ってやることが必要。もっとプロ意識をしっかり頭に入れながら自分のやるべきことを全うしないといけない」。

 こういった話はカープの選手のみならず、私達が普段仕事をしたり、あるいは何かを成し遂げるために必要な考え方の部分だと思います。「言うは易く行うは難し」ですが、カープも本当に今年こそは「有言実行」で頑張ってもらいたいですね。もちろん、当編集部もそんな選手達に負けないよう、精進して参ります。開幕を前に、今一度気合いを入れ直して頑張ろう、というお話でした。


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